San Antonioから真横(西方面)の位置にあるEl Paso, TXに向かっていたが、Freewayは山に向かってドンドン登っていく、街が消えつつある。制限速度130Kmで走っている我々をドンドン追い越すトラックそして強風と不安になった。前回のテキサスはひたすら広大でフラットな道路を走ったのにと予想外で面食らった。
これが海抜が高くなりなりつつ、あと350Km続く。高山病の再発も考え思い切って縦(北方向)のハイウェイに変更。少しはベターになったとはいえ、モンタナ以来の不安なドライブとなった。両側は砂漠同然で遠くへ人家らしきものが時々見える程度。折角の街は人口230人と書いてあるがそれは何年前の調査なのか、それだけ居ると思えない。走っているクルマを殆ど見ない。今日ほどピストルがあればと思ったことはない。
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竜巻の避難所を兼用のRest Room この日は風と寒さでここで撮った写真のみ |
風が強くクルマが左右に動くのが怖く由紀は足でフロアーを踏みつける(ヘルプになるだろうか?)。2時間後に文化のないところから微かにある所に着いた時はホッとした。Freewayの両脇にWindmillが少なくとも200Kmは続いた。奥行がどれほど有るか砂嵐のために見えないが、強風の吹く平坦地でこそこのようにWindmillが生きてくる。それでもオイル、原子力発電を辞めないということはまだ採算に合わないのであろう。
あまりの強風で由紀は車のドアーを開ける事ができない。Rest RoomはTornado Shelter兼用になっている。係員に強風のことを聞くと「まぁーこんなもんだね」と平気な顔。最悪は砂嵐。収穫が終わり、裸の畑に強風が吹くので時には視界30mのとんでもない世界に飛び込んだ。サインにこの先100Km砂嵐に注意とある。
6時前にAmarilloに着いたが、寒さがひどく不意打ちを食らった。ここのQuality Innがインド人の経営。これまでに中国人、インド人経営のロッジで嫌な思いをしているので他を探すべきだったが、One wayに入り込んだことと、寒さで早く部屋に入りたかった。案の定、外国人経営の弱点が満載。今後は十分気をつける。
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