October 29, 2011

Day 34 BBQ at Feder By Yuki

午前中は Liz とディナーの材料を買いにショッピング。Fresh MarketでBBQ用のフィレミニオンをカットしてもらい、ポテト、サラダの材料を買う。彼女のお気に入りだけあって、食材のクオリティが高く”L.A.のBristol Farmみたいでしょ”と言う。今晩は彼らが料理するというので、せめて食材だけでもと支払いをさせてもうらう。

ボートで反対側のBoardwalkへ
ランチは家でサンドウィッチ。その後二人が又Disney World を案内してくれた。人造ビーチからボートで Boardwolk まで渡り、ノンビリと散歩。New York で育ったJim の話によると Atlantic City, N.J. にある Boardwalk そのままが再現されているとのこと。一番好きなホテルは "Floridian Resort" とLizが言う。今日の記念にBoardwalkのDisney Shop で 2011と年号がデザインされたミッキーマウスのTeaspoon を買う。このスプーンを使う度に2011年 >ドライブの旅 > Feder、と思い出せるように。

アイスクリーム・パーラは待つ人で長い行列
家に帰ってしばらく休養し5時になるとCocktail Time. Wine を少し口にしてLiz と今晩のサラダの準備、Jimもお肉の下ごしらえを始める。Jimのステーキのクックは真剣で、まず皆に焼き加減を聞くと、定規でお肉の高さを測って、シーズニングをする。主人はプールサイドのテーブルセッティングのお手伝い。食事の準備も楽しいプロセス。Jimのステーキを焼く腕前は見事なもので、主人のレアーも私のミディアムレアーもパーフェクトに出来上がり、ベイクドポテトは香ばしく焼けて皮ごと食べて美味しい。今日のワイン : Pinot noir、  After drink : Godiva Chocolate Liqueur

ホームパーティーをする時の食器類、シルバーウェアー、グラスなどのLiz's Collection を見せてもらう。彼らのホストの仕方、料理、コレクションでゲストは間違いなくチャームされるでしょう。 By Yuki

Day 34 Last day@Feder - Celebration, FL

Disney World内にあるBeach Club, Yacht Clubに連れて行ってくれた。全て無料なのにそれなりに楽しめる素晴らしいところだ。昨日のTram & RestaurantでWalt Disney Worldを覗くことができたので、その点だけでもここに来た甲斐があった。友人をもてなすとは何かを教えられる。

Yacht Club  左の最上階が前CEOアイズナーの部屋
ディナーはプールサイドでBBQ。Jimがステーキの焼き方では玄人はだしと自慢するだけのことはある。サラダ、ポテトを申し分なしだった。ワン公三匹は食事中一切立ち入りしない。

虫の侵入防止のために全面がスクリーンでカバーされている
プールサイドでも食事できる BBQ設備は写真で見えないが左奥

October 28, 2011

Day 33 @ Feder - Celebration, FL

ノンビリとFeder宅で過ごせることが何よりも休養になる。これまでは毎日ロッジを替わるのでかなり疲れていたのが分かる。2泊の予定がプールサイドでBBQをするのでもう一日ステイするように言われ、延長することにした。

もうすぐハローウィン
Feder夫妻は私たちにアメリカの上流社会の生活を紹介してくれた恩人です。JimはべバリーヒルズのHot shot Lawyer。育ての母親がオーランドのケアーホームで一人寂しく生活しているので、近くに引っ越すことを決意。年をとってからの引越しはこれまでの友人と遠く離れ、新しく作るのは非常に難しい事を承知しながら育ての母親を見てあげたいと決意したのが5年前。

我々がフロリダに来たのは彼らに会いに来ただけ、ディズニー見学はなしと分かると気を使ってくれディナーはDisneyの"Contemporary Hotel"内の"California Grill"に案内してくれた。早めに家を出て、トラムで一周、Disney Worldの全体図が自然に見えるようになっている。"California Grill"は14階からの眺めがよく大人気のレストランで一時間待ちの行列。Federは特別メンバーなのですぐテーブルに案内された。マネージャーを初め次々とスタッフが挨拶に来る。彼らに一人一人我々を紹介するのでだんだんとお腹が空いてきた。店の雰囲気、サービス、食事と久しぶりにクルーズの気分を味わう。

Fireworkは勿論ハローウィンがテーマ
食事後のFireworkはベストの席から見学できた。お世話になるのでディナーは事前に「You pick the restaurant. We pick up the tab」の約束が、どうしても承知しない。結局半々で折り合った。

Day 33 at Feder's By Yuki

Bel Air C.C でレディースクラブに入り、新しい世界の扉を開けるのにいつも勇気を与えてくれたのが、その時のレディースクラブのプレジデントのLiz。彼女のおかげでチームプレイ、トーナメントやパーティーに参加して実に楽しく充実したクラブライフをおくることができました。それはクラブライフだけでなく、その後の私の人生に大きな影響を与えてくれました。まさに人生の恩人が彼女です。ハワイとフロリダは同じアメリカとは言え5時間~6時間の時差があり外国のように遠い。電話やEmailで友情をつないできましたが、10年ぶりの再会は感無量で二人共涙がでました。

California Grill w/Liz ハローウィンのデコレーション「かぼちゃ」に座ったところ
Lizは半年前に肩を複雑骨折してリハビリを続けていますが、まだ不自由な様子。Jimも体調が完全ではないのに2人共よく気を配ってくれるのには感心します。Lizは周りの人をポジティブにする才能があり、落ち込んだ最中でも彼女と話していると”I will be fine” という気持ちにさせてくれ何度救われたことでしょう。昨晩はLizとワインを飲んだ後、グリーンで統一されたゲストルームでぐっすりと眠った。朝のコーヒーをゆっくり飲みながら自分の家でくつろいでいるような気分にさせてくれるFederに感謝。今日のワイン:Pinot NoirとChardonnay。 By Yuki

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October 27, 2011

Day 32 Ft. Piece - Celebration, FL

Ft. Pierceを出発しOrlandoへ。有料道路の料金システムが今ひとつ不明なのでTurnPike(有料道路)を使わずGPSを無視して運転することになる。目的地Celebrationに昼過ぎに着いたが約束の6時には早すぎるのでまずランチ。Calzoneとサラダを二人でシェアー、それでも多すぎる。

人工池 「ワニに餌を与えるのは法律違反」のサインはさすがフロリダ
Disney Worldが90年代に開発したCelebrationは現在は独立した独自の市になっている。新しい街にしては思いの外道路が狭く、グリーンが綺麗でない。市全体が公園でOrlandoの中でもここだけが特別区域なのだろう。何より驚いたのはベールを被った女性を含め中近東の人々の多さ。これだけ多いと異様で恐怖を感じる。観光客だろうか。

時間があるので周辺の勉強。Walmartでも多くのモスレムが買い物をしているのを見て驚いた。彼らは移民なのかー。約束の時間になったのでFederへ。第一印象は二人とも太ったということ。Jimは治療薬の影響という。Lizの話から色々と苦労しているのが感じられる。年をとってからの環境が変わるのは非常に難しいようだ。

Federの家より街の中心地まで徒歩2分
6 Bedroom, 7 Bathroom, Living room, Dinning room & Family roomはさすがに大きい。調度品も立派でいつもながらアメリカ人のセンスの良さに感心する。二人共我々が気軽に過ごせるようにと気を使っているのがよくわかる。このような友人を持ててなんとラッキーなことか。Dogs三匹が実に可愛い。自分達の犬が亡くなって5年、久しぶりにDogsと戯れることになった。

Jimと話しているといつもながら実に勉強になる。しかしMinor Strokeの後遺症のためか時々ろれつがスムースでない。年を取ることは多くのチャレンジが待っていると教えられる。今日は何処も出かけずのんびりと過ごすことにする。それをさせてくれるFederに感謝。

October 26, 2011

Day 31 Jacksonville - Ft. Pierce, FL

昨夜は部屋は広々、ベッドは素晴らしい、エアーコンは不要だったなどで熟睡できた。朝食はこれまでの中でもトップクラス。セルフサービスとは言えサーバーが気持ちの良い女性でチップを置くことにした。それを見ていた他の客が連鎖反応でドンドン置きだしたので笑いがこみ上げた。

Qサイズベッドが二つで広々とした部屋 私は疲れたので早々と
9時にMiamiに向けて出発。フロリダへの目的はJim & Liz Federに会いに来たのだが、一日早く着いたため"CSI Miami"のこともありMiamiに足をのばす事にした。これが有料道路の料金支払いで失敗。州により料金システムが違うので二人で気を付けていたのにと腹立たしくなる。出口の係員に聞くとティケット裏のフリーダイヤルに電話して罰金を払えというばかり。次の係員も同じセリフ。東海岸に来るまではフリーウェイは全て無料が、ニューヨークからここまで既に$100使った上に罰金とは。

明日弁護士のJimに相談して罰金の支払いをする。Washington D. Cの駐車違反の件も今回にしても土地勘ががないと当然起きるべしもの。だから有料道路は嫌いだ。

フリーウェイの両側は果樹園か、沼地で人家がほとんど見えない。400Kmも延々と続く。カリフォルニアのようにもっと都市があると思っていたので驚きであった。

有料道路での失敗、退屈な景色、140Km/h以上で飛ばす上に運転マナーが悪いなどが重なり嫌気がさし、それならとさほどの目的がないMiamiは直前でOrlandoに引き上げることになった。どうも古い大都会は合理性を欠くので土地勘がないと苦労する。

October 25, 2011

Day 30 Jacksonville, FL

South Carloliaは貧しい州という印象しか残らない。その上人々がスロー。ハワイよりはるかにスローだ。ジョージア州は「風と共に去りぬ」とマスターズ・トーナメントで有名な所だが冬は寒く、夏は高温多湿で虫の発生が生活に支障を及ぼすとは友人の話。しかし今の時期は最高でプランテーションの間をドライブすると主人公バトラーになった気分。

しかしそのDay Dreamを壊すかのように"Need Maintenance"の警告が出たので(交換後6,500Kmなのでそろそろと予測はしていた)大幅に遠回りしてSavannah空港のHertzへ。日本車にこだわると大きな空港しかない。GPSナビのために沼地の間に作られたハイウェイをドライブすることになった。

南部の州ではポリスの写真を撮るのは気を使う
150Kmのドライブ中すれ違ったクルマはたったの5台。ハイウェイ以外に見えるのは沼地のみで、昔映画で見たシーンを思い出す。KKKにリンチされ黒人の死体を沼地に放置したのはこんな場所だったと。沼地の広大さを写真に残したかったが、動いているクルマを停めて次に動かなかったら、と考えるととても停車する気になれない。メイン道路に出てポリスカーを見た時はホッとした。

レンタカーの事務所はホテルかと思わす建物で、「どこで間違ったのだろう」と引き返している途中で由紀がサインを見て間違い無しと確認できた。最初Camryがなくがっかりしたが、黒人の女性が何度もコンピューターをやり直し探しだしてくれた。それも今回は21,000マイル。前回より3万近く少ない。それだけにハンドル、クッション、アクセルと一段上の車に感じる。Parkingへのシフトが硬いがそのままドライブすることにした。

フロリダの豊富なサンシャインとオレンジジュースで栄養が行き届いた親切な係員
GeorgiaのVisitor Ctrの印象が悪いので(最小限のことしかアドバイスしない)ロッジはフロリダ州にすることにした。フロリダは観光に力を入れているためInfo Ctrはさすがにフレンドリー。オレンジジュースとグレープフルーツジュースは飲み放題。ここでロッジの30% offのクーポンを得てJacksonville Airport近くのFairfield Inn & Suitsへ。Air Line Co.が使っているようでかなり忙しく部屋も素晴らしい。ダイニングルームの設備が良いのでここの滞在は良いものになるだろう。

October 24, 2011

Day 29 Asheville - Clinton, SC

国立公園で最も訪問客が多いGreat Smoky Mountains National Parkへ。Cheroke(昔チェロキーインディアンの居住地)を通るが2,000m近い高地になりそこからParkに行くまでの道がWinding Road。かなりヒヤヒヤの運転である。このようなところでもスクールバスが通っているというのが驚き。Park Information Ctrの女性が非常に不愉快。「Can I talk to the manager?」をぐっとこらえた。National Parkで初めての経験だ。

テネシー州とノースカロライナ州にまたがる国立公園は年間900万人が訪れる
Cherokeeが最後の町でランチを逃した。結局Cherokeeで買った山盛りのゆがいたピーナツ(これが美味しかった)、アーミッシュのチーズと豆乳がランチになった。

紅葉の最盛期は10日前だとのこと。しかしある場所はそれを思わせないくらい見事なものがあった。これまでの山肌に張り付いた紅葉は遠目の景色だったが、ここは目の前に迫力満点の紅葉があるので今までの中でベスト。思う存分写真を撮ることができた。国立公園内は割合運転がしやすく紅葉をエンジョイできる。そのゆとりからDr. C. Kのベントレーで成田空港まで送ってもらったことを思い出し「ベントレーでここをドライブできると良いだろうな」。奥様は自分の体調が良くない上にご両親のケアーのストレスを考えると、ノンビリと2〜3日ここをドライブさせてあげたいねと由紀が言うのに同感。

我々が車を停めると後続も続々と。皆三脚を立てるので写真のアングルがなくなった
明日はAugusta, GA方面に下がるので、今日はできるだけそれに近づくようにとSpartanburgを過ぎたClintonに宿泊。これが間違いで衰退の街そのもの。と言っても次の街は80Km先にしかない。長距離トラックの中継地点の町でロッジ選びに苦労した。第一候補のQuality InnはOut of business、Days Innは受付の女性が他の客といつまでもベラベラしゃべっているので嫌になり(さすがサウスキャロライナ)、Comfort Innはこの地では法外に高い。残るはHoward Johnsonのみで仕方なくチェックイン。ヒーターが働かず部屋を変えてもらうことになった。食事をする所が近くになく給油所でSubwayのサンドウィッチ、女店員が超スローでこれ又サウスキャロライナ的、疲れた。

国立公園の名前の由来通り、山全体に煙がかかったように見える(実は自然発生の霧)
ベントレーのことを思い出したのでDr. C. Kに電話。久しぶりにいつもの明るい声を聞くことができた。彼にもらった薬で由紀も私も今回の旅は助かった。

October 23, 2011

Day 28 Troutville - Asheville, SC

期待通り朝食は満足のいくものであった。 この宿泊費ででよくぞこれだけのものを提供できると感心する。競争が激しいのであろう。

見た目そのままが写真に反映された
North Carolina側のBlue Ridge Parkwayへ。最初はNational Park外なので昨日ほど期待しなかった。ところがドンドン紅葉が深くなり光線の加減で昨日以上でため息の連続。これで紅葉は見納めでも後悔はない。

South Carolinaのカップル
"Cool"の表現がピッタリ
一昔前のライダーのイメージは今は全然ない。グループでクルーズしているのを度々見かけるが運転マナーが素晴らしい。写真の二人に自分達のドライブルートを話すと彼は「That's Amazing」、彼女は「Are you insane?」と楽しい会話になった。

宿泊はSuper 8。到着が6時半を過ぎていたのでこんな時は安いほうが良い。早い時間にチェックインの時は、ユッタリできる少し贅沢なロッジが良いが。

Day 28 Cold Mountain By Yuki

Blue Ridge Mountains の中にあるCold Mountain, NC。ニコール・キッドマン、ジュード・ロウ主演。時代は南北戦争、恋人Adaとの再会の為に数々の試練を乗り越えながら歩き続ける負傷兵士Inmanの旅、荒涼とした風景を背景に美しく語られたストーリー、映画 Cold Mountain の舞台になったのが、この山です。1997年に出版された小説 Cold Mountain でこの山が有名になり、その映画化(2003年)の大ヒットで世界中にこの名が知られました。今日のロッジは Asheville。この山のふもとにあります。 

Virginiaの農家の風景  
真弓さんからのEmail「由紀さん、私もCold Mountain の映画見ました。良かったでしすよね〜。切ない思いの大人の愛で....あの山並み、さぞかし綺麗だったでしょう〜 」を読み、共感している人がいると嬉しくなりました。美しい景色と厳しい冬の山越えの映画のシーンが重なります。Ada の「Come back to me....」という声、再会を夢見て必ず帰ると歩き続けるInmanの旅、その景色を真弓さんにも見せてあげたかったなぁ〜。アカデミー賞を受賞したRenee Zellweger (私のもっとも好きな女優の一人)も良かったですね。 By Yuki

Inman (Jude Law)はこのような山を幾つも越えてAdaの元へ....