夜はヒーターの音がうるさすぎ、Onになるたびに起こされ一時間おきには目が醒めたのだろうか。朝7時半でマイナス3℃。クルマのドアーが開かない。トナリのアメリカ人が昨夜はマイナス10℃だったのでドアー周りが凍っている、とドアー周りをコツコツ叩いてくれ、開けることができた。窓ガラスには霜が張り付いているためしばらくエンジンをかけっぱなしにする。
コーヒーのまずさ、薄さはこれで今回2回目。色が付いているだけの惨憺たるモノ。インド人、中国人、コリアン経営の典型。これまでに何回失敗していることか、2度と無いようにまずフロントをチェックすること。
|
寒い中、淡々と世話をしてくれたMark |
”Low Tire Pressure”の警告が出たのでAmarillo Air PortのHertzへ。オフィスがわからず直接整備所へ。そこのMarkが「見たところ以上がないので昨夜の寒さでセンサーが狂ったのだろう」と言いながら、これからのルートを考えると念には念をとすべてのタイヤのプレッシャーをチェックしてくれた。寒さで手がかじかんでいるので思いの外時間がかかる。このような状況でははアメリカ人は頼りになるのを又経験した。失礼かもと思いながらチップをあげざるを得なかった。
Albuquerque, NMのOld TownはRiver Walkと同じようなことを期待したがこれがハズレ。単なる貧乏臭いメキシコの村そのものだった。ガッカリして早々にそこを抜けてGrantsにロッジをとることになった。途中の景色はNew Mexicoらしく素晴らしい連続でFreewayで何度もストップして写真を撮った。ハイウェイ・パトロール見つかるとチケットものだが交通は殆ど無いので瞬間的に止まり、窓を開けてシャッターを切る。
|
これぞNew Mexico |
Grantsは街の中心はさびれFreeway沿いのWalmartを中心とした所に客を全て取られてしまったようだ。小さな街にWalmartがオープンするのをビジネスマンが盛反対するはずだ。ロッジはインディアン経営で応対が気に入りチェックイン。部屋にカプセル式のコーヒーメーカー。これならベストでないが今朝のまずいコーヒーもどきを考えると嬉しくなる。今回のドライブで2回目の経験だ。フロントの女性は実に効率的に仕事をこなし、おまけにカプセルを2つ余分にくれた。
|
寝泊まりはキャンピングカー(豪華です) 牽引している乗用車で周辺を探索 |
ニューメキシコ州はナバホとアパッチ族のテリトリーだったが、穏やかなフロントの対応からしてナバホと思われる。それだけにロビーの飾り付けはアート的に優れている。