ホテル提供の朝食はバフェ・スタイルの中ではダントツで品質が高い。ワッフルを焼くのを従業員が手伝ってくれたのは今回が初めてだ。フルーツの種類は多く、ヨーグルトもおいしい。中でもドーナツは絶品。ベストのドーナツはKrispy Creamと信じていたが(ほとんどのアメリカ人の評価も同じ)アーミッシュのものはより洗練されてもう一段上。レストランのチキンといい、ブレッド(ディナーロール)といい今までに味わったことがない品質の高いものである。Amishは食事にこだわることが確信された。
空は暗いが雨は上がっている。みんな雨の中でも好天気と同じように飛ばすので、交通の流れにペースを合わせるのに怖さを感じる(一台だけ遅すぎるとかえって危険)。今日はドライブがしやすいのが助かる。「広いアメリカ、そんなに急いでどこへ行く」とつぶやきながら皆のペースを壊さず安全運転あるのみ。
ペンシルベニア州のRest AreaはピクニックができるようにBBQ設備があり(無料)、広々した公園は市民にレクリエーションの場を提供している。今日のランチはアーミッシュで買い込んだブレッド、ハム、チーズでサンドウィッチを作り、ここのテーブルで食べることにした。我々以外にもシニアーのカップルが数組同じようにランチをしている。紅葉の林の中で食事をする雰囲気が非常に贅沢に感じる。
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ライトアップされた撮影は難しい(滝からの水しぶきで撮るのに苦労した) |
Niagara Fallsへの入り口でCanadaの入国審査の係官が余計なことを質問しすぎてイラついた。どうもカナダ人は好きになれない。これはBel-Air C. C以来の印象だが、カナディアンロッキーでも同じ感じであった。予定ではNiagara Fallsを出て料金が安くなる郊外で宿泊することにしていたが、9年前に比べてロッジが大幅に増えている(特にB&B)ことから、過当競争を反映して料金がかなり下がっているのでここに泊まることにした。
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滝の轟音でエネルギーの凄さが分かる |
ナイアガラの滝を見学するための駐車場は$14と法外。写真をゆっくり撮るための唯一の駐車場という行政のおごりが見え見え、「だからCanadaは...」と文句を係員に言いたくなるのを我慢する。それでも滝の素晴らしさは9年前に味わった時と同じく息を呑む景色で$14はバーゲンかも知れない。まずは数週間前にここで転落死した日本人留学生のために黙祷をする。彼女の両親の思いを考えると胸が痛む。
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